JEPIとは
JEPIというのはアメリカのETF
(上場投資信託)です。私は資産の
30%程度をJEPIで運用しています。
40%まで上げていく予定です。
ETFとは
ETFとは Exchange Traded Funds
の略で証券取引所に上場し、自由に
売買することのできる投資信託で、
自由度が高い反面、株みたいなもの
ですので価格変動が激しいです。
投資信託というのは私たちの代わりに
投資会社のファンドマネージャーが
お金を運用してくれて配当や
値上がり益を受け取るものですが、
運用手数料として信託報酬という
ものがかかります。投資信託を購入
する場合は、買い付けにかかる
手数料と信託報酬がどれぐらい
なのかしっかりチェックして
おかないといけません。
銀行や証券会社の窓口や
営業マンから購入する場合は
購入手数料2%、信託報酬1.5%
(1年で運用額の1.5%を払う)など
という経費のお高い投資信託も
あります。また投資対象が下がれば
もちろん価格も下がりますので
元本割れすることも多々あります。
もちろん元本保証ではありません。
ETFは株のように普通に証券会社で
買うことができます。
もちろん最近はネットですね。
証券会社の窓口で買う人いるの
だろうか。ちなみに今一番はやりの
eMAXIS Slimという投資信託だと
買い付け手数料0円信託報酬約0.1%
(100万円預けて年間経費1000円)
です。
高配当ETF JEPI
JEPIは JPMorgan Equity
Premium Income の略で
JPモルガンという投資会社によって
アメリカ市場に上場された投資信託で
ハミルトンさんというファンド
マネージャーが運用しています。
80%以上をアメリカの高配当の株
(保険会社や製薬会社、コカコーラ、
マイクロソフトなどの大型株)を
運用し配当に充てています。
残りの20%(通常は15%程度)を
ELN債とよばれる
リスクの高い債券を利用し
保有株が下がったときの補填を
しています。
ELN債とは
コールオプションの売りという手法で
保有する株が組み入れられている
S&P500という指標が下がれば
クーポンという利益を得ることの
できる債券です。
難しすぎるのと細かいところまで
公開されていませんので、
株価が下がれば一定の配当が得られ、
株価が上昇すれば損をする投資信託
だと思っていただければと思います。
株価が上がれば、ELNで損失が出る
反面80%以上を保有する株は儲かり
ますのでその分を補填し、株価が
下がれば80%保有する株自体は
下がるもののELNから利益が出る
という仕組みです。
すなわちJEPI全体としては上がりも
せず下がりもせずといった
投資信託です。その中で所有する
高配当株の配当とクーポンを
JEPI自体の配当として私たちに
分けてくれるというものです。
JEPI 配当
JEPI の株価は7月現在約57ドル、
月末の保有口数につき上記の
配当が毎月得られます。
昨年の配当合計が4.2ドルほど
ですので年利7%ぐらいになります。
今年は7月までで合計3ドルを
超えますので年間では年利10%を
超える勢いです。
例えば100口(57×100×136=
約775000円)保有していれば
7月1日に0.621ドル×100×136
=約8400円の配当を受け取る
ことができたことになります。
(7月時点1ドル約136円として計算)
ちょっとしたお小遣いになる金額
ですね。
年利7%や10%は中々すごい配当です。
JEPI 経費
リスクの高いELN債などを組み入れ
ている関係で経費率(信託報酬)は
0.35%とやや高めです。
買い付け手数料は
約0.5%(最大22ドルの上限あり)、
最近米国ETFで流行っているものは
買い付け手数料0円も多いので
経費はかかります。
100口(約77万5千円)買えば、
買い付け手数料は22ドル(約3千円)、
1年間の経費は2700円となります。
NISAなら買い付け手数料無料です。
まとめ
米国ETFを買うにはまず、証券会社の
口座を開設しさらに外国株口座を開設
する必要があります。
資金も米ドルに交換してから外国口座
に振り替えるなど中々ハードルが高い
ですし、なんといっても為替の影響を
受けます。1ドル136円がもし70円に
なればETFの価格も配当も半額に…。
それでもお金がお金を生むというのは
実感できると思います。
一歩踏み出してみませんか?
お手伝いもできると思います。
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