SPYDとは
私の資産割合のうち、JEPIの
次に大きい米国ETF、SPYDとは
どんな投資信託なのでしょうか、
解説してみたいと思います。
SBI証券ランキングTOP!
SBI証券で取引される米国ETFで
2021年間ランキングほとんどの
カテゴリーでトップを誇っています。
S&P500高配当株式ETFとあるように
S&P500の中の高配当銘柄に投資を
する投資信託となっています。
S&P500って何?
S&P500とは
S&P500指数というのは米国の
取引所に上場する米国企業で
大型株から選定された約500銘柄
の時価総額を指数化したもので、
米国株式市場全体に対して80%の
時価総額比率を占めているので
米国市場全体の動きを概ね反映
しています。
ちなみにニュース等でよく見る
ニューヨークダウ平均というのは
米国を代表するたった30銘柄の
平均株価を指数化したものです。
SPYDとは
SPYDとは、ステートストリートという
投資会社が運用する上場投資信託で
正式名称はSPDRポートフォリオ
S&P500高配当株式ETFです。
上記のS&P500銘柄の中で配当が
高いもの80銘柄を投資対象と
しています。配当が高い銘柄とは
公共事業・金融・エネルギーなど
成熟して株価自体の上昇があまり
見込めない代わりに配当をたくさん
出す企業です。
日本企業でいうと日本郵政や
三井住友銀行など(どちらも年間配当
5%以上)したがってSPYDも価格の
上昇はあまり見込めないものの高
配当なETFとなっています。
配当は?
配当は年4回3・6・9・12月中旬で年
利換算すると約4%です。
JEPIなどの特殊なETFを除けば
配当はトップといってよいと思います。
私は500万円分ほど持っていますので
3月に8万円、6月に5万円ほど
配当をいただいたことになります。
これからも買い増し予定です。
経費は?
SBI証券・楽天証券・マネックス証券とも
買い付け手数料は無料、経費率は
0.07%と大変低く設定されています。
10万円の投資で年間経費70円
この安さも人気の秘密なのかも
しれません。
SPYDの株価
2015年に30ドルでスタートした
投資信託ですがチャートは
以下のようです。月足チャートと
呼ばれるもので月初めの価格と
月末の価格の差がマイナスなら
青色、プラスなら赤色です。
ローソク足とよばれ、上に伸びている
ひげのようなものが月の最高値、
下に伸びてるひげの先が月間の最安値
を表します。7年間で40ドルほどに
上昇し、約33%の伸び率で、
1年間では約5%です。配当を足せば
年9%の資産増加ということになります。
ただしコロナショックの時に21ドル
ぐらいに下がった時もあります。
株でもなんでもここで大きく
買えた人が大金持ちですね。
実際株価があまり上がらない銘柄を
扱っていますので、SPYDの評価額も
緩やかにしか上昇していません。
ここから45ドルまでもどすには
時間がかかりそうです。
まとめ
SPYDは経費率の低いETFの中では
配当が一番高いといっていいでしょう。
その分伸びる企業に投資しているETF
よりも株価自体の上昇はゆるやかです。
米国株は10年のスパンで見れば
上昇を続けると思いますが、
ここ1~2年金利上昇に伴い横ばいか、
下げ基調を取るのではないかと思います。
こういう時に景気にあまり左右されない
成熟銘柄に投資するETFをじっくり
コツコツと買い進め、定期的な配当を
得られる資産を作るのも1つの方法では
ないでしょうか。
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